911の回想(2):2007年のメモより


2020/09/11 屋上から見たトリュビュートライト。

iPhone11のカメラの性能のせいか、明るく撮れていまして。





前の投稿で『2004年のメモ』を紹介したのですが、今回は2007年に書いたメモが出てきたので、そちらもご紹介。




気がつけば、今日は9月11日だった。

それも事故が起きた、同じ火曜日。

確か一週間ほど前だったか、あ、今年も9.11が来るなと思っていたけれど、なんというのか例年よりも静かというのか、何か迫ってくるものは、なかった。

6年経ったからなのだろうか。

それでも、あの日、どこで何をしていたのか覚えているし、あのときの空の青さは忘れられないし、身体をまとっていた空気も覚えている。

テレビをつけたら、ニューヨーク・メッツとアトランタ・ブレーブスの試合をやっていた。

メッツの選手が守っているとき、NYPD(ニューヨーク市警察)やFDNY(ニューヨーク消防所)のロゴが入ったキャップをかぶっていた。

ああ、そういえば、大リーグが10日近く試合を中止して、再開した後、ニューヨークの両チームはヒーローたちをたたえるために、NYPDとFDNYのキャップをかぶっていたっけ。

あの年、初めて大リーグのワールドシリーズが11月に入った。

被害地であるWTCがあった場所、グラウンド・ゼロから遠く離れたブロンクスのヤンキースタジアムで、深夜12時をまさにまわったとき「November! 後にも先にも、大リーグのワールドシリーズが11月に入ることはないだろう」と、テレビのアナウンサーが言っていたのを思い出す。

あのとき、多くのニューヨーカーはヤンキースにワールド・チャンピオンになって欲しいと思っていた。あたしもそうなったら、なんてドラマチックなんだろうと思っていた。

でも勝負の神さまはヤンキースにほほえまず、アリゾナのチームにほほえんだのだ。

あれから6年。

ニューヨークに住んでいる限り、いや、どこにいても毎年毎年思うのだろうか。

あれから世界はどうなったんだろうか、と。

少しはよくなったのだろうか、と。



ずいぶんとあっさりと書いている。



2007年と言えば息子が1歳と1ヵ月。

まだまだ子育てで精一杯の時。

でも、いつの日にか、このことーー『同時多発テロ』について説明をしなきゃいけない。



どういう風にしたらいいのか。



大人ですら鬱になり、深刻な状況を作り出した、飛行機がビルに突っ込んでいく映像やビルが倒壊していく映像は見せたくない。



それでも息子が10歳を過ぎた頃、一緒に映像を見たような気がする。

あのとき、テレビで見ても何を言っているのかさっぱりわからなかった英語も、今では聞き取れるようになっていて。



来年は20周年を迎えます。





#ニューヨーク生活 #ニューヨーク #同時多発テロ #ニューヨークの思い出 #セプテンバーイレブンス



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